住宅ローンの審査とはどのような事をしますか?

住宅ローンの審査とはどのような事をしますか?

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まず、「誰が審査するか」から考えてみます。

金融機関や、保証会社が審査します。住宅ローンを貸す側の視線から見ると、2点、大事なポイントがあります。

1点目は、きちんと返してもらえるか。2点目は、貸し出した金額に見合うだけの価値が対象物件にあるのか。

1点目は「借りる人の属性」、2点目は「担保となる不動産の質や価値」を審査します。では、「借りる人の属性」をどのように審査するのか。大きく分けて6ポイントあります。

ポイント1.個人信用情報

クレジットカードを作ったり、ローンなどの借入をすると、その記録は個人信用情報として登録されます。5年間ほどは、その記録が残っており、過去に返済の遅れなどの記録があると印象が良くありません。また、ショッピングローンやリボ払い、キャッシング残高がある場合、隠さずに申出をすることが賢明です。

ポイント2.勤続年数

収入の安定性を問われます。金融機関により基準は違いますが、2~3年以上が一般的です。転職したばかりでも、同じ業界や業種でキャリアアップの目的であれば、勤続年数が少ない場合であっても、大丈夫な場合があります。

 ポイント3.勤務先

公務員や大企業であれば収入の安定性は高いと評価される場合が多いです。自営業、会社経営をされている場合は、3期分の所得がわかる書類を求められることが多いです。毎年の所得に大きな差がある場合には、低い年の所得が審査の対象にされることがあります。

ポイント4.健康状態

住宅ローンを借り入れするためには、団体信用生命保険に加入できます。生命保険に加入できる健康状態であることが必要です。

ポイント5.年収

金融機関により様々ですが、最低必要年収の目安は200万円~300万円の場合が多いです。

ポイント6.返済比率

年間返済額÷年収で計算されます。年収によって異なりますが、返済比率の上限は25%~35%の間の場合が多いです。

以上、6つのポイントは、金融機関によって異なりますので、ご確認ください。

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