不動産を所有しているとかかるお金

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マイホームを買った後にはローンの返済だけでなく、さまざまなランニングコストがかかります。

土地・建物にかかる税金、マンションの所有者にかかる管理費や修繕積立金などです。

また、不動産を所有すると『固定資産税』『都市計画税』を毎年納める必要が有ります。

固定資産税、都市計画税は家や土地に掛けられる税金です。市町村が土地と建物の固定資産税評価額を決め

それに一定の税金を掛けて計算されます。毎年1月1日時点での不動産所有者に4月ごろ(地域によって変わります)納税通達がされます。

一戸建てとマンションでかかる費用は変わってきます。

まずマンションの場合は代表的なものが管理費、修繕積立金、駐車場代、などです。

管理費とは共有部分において清掃や設備の管理を行う管理業者に支払う報酬に充てるものです。修繕積立金とは建物の老朽化を防ぐために定期的に点検、補修が必要となり長期修繕計画を基にして

管理費とは別に修繕費として積み立てる基金となります。駐車場代、駐輪場代や専用庭、ルーフバルコニー等には使用料が発生します。駐車場代は近隣の相場に応じて設定されることが多いです。

次に一戸建てに掛かる費用として、戸建てはマンションに比べランニングコストは少ない傾向ではありますが、やはり建物を維持する為には数年に一度多大な出費が発生します。

外部においては、庭の手入れ、外壁屋根の塗装や防水工事、内部においてはクロス・カーペットフローリングの張替やキッチンやお風呂の水回り交換・給湯器等の機械設備の交換等、10年~20年の間に手入れをしていく必要が有ります。

税金や保険料はマンションと同じく必要となります。戸建て購入の際は、自分自身で修繕費を積立てておくべきでしょう。

戸建てもマンションもマイホームを持つときは維持管理費が必ず必要となります。

マンションにつきましては、上記で挙げた修繕積立金はあくまで共用部分の修繕に積み立てられるもので、専有部分の維持管理は所有者が自分で行う必要があります。クロスやフローリング張替、水回り設備交換費用は別に準備しておく必要が有ります。

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