頭金がなくても不動産は購入できるの?

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住宅を購入する際は一般的には、不動産売買代金の2割程度の頭金が必要とされているが、ここ近年では2割未満もしくは自己資金ゼロで購入する方も増えてきているのが現状です。

しかし自己資金が無くても購入は可能だが、マイホームを手に入れた反面、リスクを背負うこととなります。

自己資金が無い場合は、ローンによって全ての代金を支払う事になります。その場合、30年、35年と長期ローンが発生し返済し続けなければならない。万が一返済できなかった場合、購入した家を手放さなければいけなくなるだけでなく多額の借金が残る可能性があります。

また住宅を購入する際、親から頭金を支援してもらう場合にもリスクは潜んでいます。貯蓄体制が整っていないがために資金提供が必要であって、今後実際にローンを払っていけるか、先のことはわかりません。自己資金が無い場合は返済プランを立て、しっかりと見直す必要があります。

そして頭金0円で住宅を購入しようとするとローン審査も不利になります。金融機関の審査で、自己資金が無いと判断された場合、融資をする側も危険であると判断しかねません。審査でも問題なく通るよう、頭金は多く準備することをお勧めいたします。

◎自己資金が無くても安心して購入できるケースがあります。

現在、賃貸に住んでおり、新しくマイホームを購入しようと考えている方。賃貸の家賃よりも、住宅ローンを組んだ際、月々のお支払いが安くなる場合は金融機関の審査が有利になることがあります。その為、中古住宅を購入する人や、リフォームが施された物件を購入する方が増えてきています。住宅を購入するときは、自己資金が無くても購入できるケースはありますが、リスクが大きいということを理解して、確実なプランを立てて購入するようにしましょう。

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